スマホがドコモなら固定回線も乗り換えるべき?「ドコモ光」のセット割と料金のしくみを確認する

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公開日:2026年9月21日|更新日:2026年9月21日

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スマホの料金明細を見ていて、ふと気づくことがあります。自宅のインターネット回線と、毎月払っているスマホ代を、別々の会社に払い続けている家庭は意外と多いのではないでしょうか。ドコモのスマホを使っているなら、固定回線を「ドコモ光」にまとめることで、スマホ代が家族分まとめて割引になる仕組みがあります。ただし、どのプランなら割引の対象になるのか、タイプAとタイプBで何が違うのかは、公式サイトを読んでもやや分かりにくい部分があります。本記事では、料金のしくみとセット割の条件、申し込み前に確認しておきたい点を整理します。

この記事の要点

  • ドコモ光の月額料金はタイプAで戸建て5,720円・マンション4,400円(税込)、タイプBはそれぞれ220円高い
  • eximoやirumo(3GB以上)など対象プランなら、ドコモスマホ1回線につき月額1,100円(税込)の割引
  • 割引は同一ファミリー割引グループ内の家族回線にも適用でき、最大20回線まで対象にできる
  • プロバイダはタイプAが16社、タイプBが5社から選べ、料金以外の速度・エリアに差はない

ドコモ光セット割の対象プランと割引額

ドコモ光セット割は、ドコモ光と同一のファミリー割引グループ内にあるドコモのスマホ回線を対象に、月額料金を割り引く仕組みです。対象プランと割引額は次のとおりです。

対象プラン 月額割引額(税込)
eximo/eximo ポイ活 1,100円
irumo(3GB/6GB/9GB) 1,100円
5Gギガホ プレミア/ギガホ プレミア/ギガホ 1,100円
5Gギガライト/ギガライト(3GB超) 1,100円
5Gギガライト/ギガライト(1GB超〜3GB) 550円
irumo(0.5GB)/1GB以下の利用 対象外

表からわかるとおり、多くのプランでは月1,100円の割引になりますが、データ利用量が少ないプランでは割引額が下がったり対象外になったりします。自分のプランがどこに当てはまるか、契約中のマイドコモ等で確認してから申し込むと、想定と違う割引額になる事態を避けられます。

タイプA・タイプBの月額料金の違い

ドコモ光にはタイプAとタイプBという2つの契約タイプがあり、選べるプロバイダと月額料金が異なります。速度や提供エリアそのものに違いはありません。

タイプ 戸建て月額(税込) マンション月額(税込) 選べるプロバイダ数
タイプA 5,720円 4,400円 16社
タイプB 5,940円 4,620円 5社

この220円の差は、タイプBに含まれるプロバイダが提供する独自のセキュリティサービスやサポート体制のコストが上乗せされているためといわれています。プロバイダの機能やサポートに強いこだわりがない場合は、選択肢が多く月額も安いタイプAを選んでおけば無難です。逆に、特定のプロバイダのセキュリティソフトやメールサービスを使い続けたい場合は、そのプロバイダはどちらのタイプに属しているかを先に確認する必要があります。なお、10ギガプランはタイプA戸建てで月額6,380円からとなり、1ギガより高速な通信を必要とする世帯向けの選択肢です。

工事費・開通までの流れ

新規契約の場合、標準的な工事費として28,600円がかかりますが、多くのキャンペーンでは分割相殺などの形で実質的な負担が軽減される仕組みが用意されています。ただし、相殺の条件(利用継続期間など)や適用可否は申込む窓口やタイミングによって変わるため、実際に申し込む直前に公式ページで最新の内容を確認することをおすすめします。申し込みはWebから24時間受け付けており、最短4ステップで手続きが完了します。開通までの期間は、既にNTTの回線設備が入っている物件への「転用」であれば比較的短期間、回線設備がない新規の「開通」の場合は工事の日程調整が必要になるため、数週間から1カ月程度を見ておくとよいでしょう。

結局、何回線あれば元が取れるのか考えてみる

ここからは筆者の試算です。ドコモ光の基本料金は、他の主要な光回線サービスの相場(おおむね月4,000円台後半〜5,000円台)と比べて大きく変わるものではありません。つまり、ドコモ光を選ぶ経済的なメリットのほとんどは、回線そのものの安さではなく「セット割でスマホ代がどれだけ下がるか」にかかっています。仮に家族4人が全員eximoやギガホ系のプランでドコモを契約している場合、1人1,100円×4人=月4,400円、年間にすると52,800円の割引になります。一方、スマホが本人1回線だけの一人暮らしであれば、割引は月1,100円・年13,200円にとどまります。家族の人数が多く、全員がドコモの対象プランを使っているほど得られるメリットは大きくなる一方、1人暮らしや家族がドコモ以外のキャリアを使っている場合は、回線自体の料金だけで比較検討したほうが判断を誤りにくいというのが、料金表を見比べた上での実感です。

申し込み前に確認しておきたい注意点

申し込みの前に、以下の点は必ず確認しておきたいところです。まず、現在契約している回線事業者との解約金や違約金が発生しないか。次に、マンションなど集合住宅の場合、建物がすでに光回線に対応しているか(対応状況によって工事内容や開通時期が変わります)。そして、ひかり電話やテレビサービスなどオプションを利用中であれば、乗り換え後も同等のサービスが必要かどうかも合わせて検討しておくと、契約後に「思っていたのと違う」となりにくくなります。

よくある質問

Q1. ドコモ光セット割は、家族全員のスマホに自動的に適用されますか?
自動適用ではなく、ドコモ光の契約者と同一の「ファミリー割引」グループに家族の回線を登録する手続きが必要です。三親等以内の家族であれば最大20回線まで登録できます。

Q2. タイプAとタイプB、結局どちらを選べばいいですか?
プロバイダのサービス内容に特別なこだわりがなければ、月額が220円安く選択肢も多いタイプAを選んでおくと無難です。特定プロバイダのメールアドレスやセキュリティサービスを使い続けたい場合は、そのプロバイダがどちらのタイプに含まれるか先に確認してください。

Q3. 工事費は本当に無料になりますか?
標準工事費28,600円が分割相殺され実質的な負担が軽くなるキャンペーンが用意されていることが多いですが、相殺条件(利用継続期間など)は申込窓口や時期によって変わるため、申し込み直前に最新の適用条件を公式サイトで確認することをおすすめします。

Q4. 提供エリア外だとどうなりますか?
ドコモ光はNTT東日本・西日本のフレッツ光回線を利用するため、フレッツ光が提供されているエリアであれば基本的に利用できます。ただし建物の設備状況によっては開通できない場合もあるため、申し込み時のエリア確認が必要です。

Q5. 今使っているスマホを解約したらセット割はどうなりますか?
セット割の対象になっていたスマホ回線を解約すると、その回線分の割引はなくなります。ドコモ光の契約自体は解約せずに継続できますが、割引額は家族のドコモ回線数に応じて変動します。

Q6. 申し込みから開通までどのくらいかかりますか?
建物にすでに光回線の設備がある「転用」の場合は比較的短期間で切り替えが完了しますが、設備がない新規開通の場合は工事の日程調整が必要で、数週間から1カ月程度かかることがあります。

Q7. ひとり暮らしでもドコモ光にするメリットはありますか?
セット割は1回線でも月550円〜1,100円の割引が受けられるため、ドコモのスマホを使い続ける予定であれば無関係ではありません。ただし家族でまとめる場合に比べると割引額は小さくなるため、回線そのものの料金や他社の乗り換えキャンペーンとも比較したうえで判断することをおすすめします。

まとめ

ドコモ光は回線そのものの料金が突出して安いわけではなく、経済的なメリットの中心はスマホとのセット割にあります。ドコモのスマホを使う家族が多いほど割引額は積み上がるため、まずは自分と家族の契約プランがセット割の対象になっているか、そして何人分の割引が見込めるかを確認することが、申し込むかどうかを判断する一番の近道です。工事費や開通時期の条件は時期によって変わるため、最終的な金額は公式サイトの最新情報で確認してから手続きを進めてください。

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