公開日:2026年9月30日|更新日:2026年9月30日
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定期便の申込画面で「初回15%OFF」と「毎回10%OFF」を並べられると、一瞬どちらがお得なのか分からなくなります。初回の割引率は大きい一方、毎回の割引は1回ごとの差が小さく、1年続けたときの合計でしか比べられないからです。
コーヒー豆の通販ブランド「ラボカフェ」の定期便には、まさにこの2種類の割引が用意されています。この記事では、公式オンラインストアの商品ページ・よくある質問・配送情報のページに書かれている条件を私が読み、1年間(12回)続けた場合の支払総額をコースごとに計算しました。あわせて、公式が示している「月1回=平日週5日飲む人向け」といった目安が、どのくらいの杯数を前提にしているのかも逆算しています。
この記事の要点
- ラボカフェ定期便は、スペシャルブレンドと月替わりコーヒーの2種類が毎回届く仕組み(100g・150g・300g×2種類の3コース)
- 2026年9月29日時点の公式価格は、スタンダード(100g×2種類)が通常3,100円・初回2,635円(税込)
- 縛りなしの定期便は「初回15%OFF→2〜5回目は通常価格→6回目以降5%OFF→12回目以降10%OFF」。12ヶ月継続プランは最低12回・毎回10%OFF
- 1年間続けた場合の差額は、私の計算ではスタンダードで2,015円、デラックスで4,290円。12ヶ月プランの方が安くなるが、途中解約は原則できない
ラボカフェ定期便で毎回届くもの
ラボカフェは、コーヒー情報サイト「コーヒー豆研究所」を運営する株式会社オークスが企画しているコーヒーブランドです。公式サイトの紹介ページによると、焙煎と製造は提携焙煎所が担当し、注文を受けてから焙煎して、原則として注文日から1週間以内に届ける体制になっています。
定期便の商品ページに書かれているお届け内容は、次の2種類の組み合わせです。
- スペシャルブレンド:ラボカフェが配合を設計したブレンド
- 月替わりコーヒー:季節に合わせて選ばれる、毎回内容が変わるコーヒー
つまり、同じ豆をずっと飲み続けるタイプではなく、「定番1種類+毎回違う1種類」が届く形です。豆の状態は、豆のまま(公式のおすすめ)・中細挽き(ペーパー、ネル、プレス等)・極細挽き(エスプレッソ)・粗挽き(パーコレーター等)の4つから選べます。
ミルを持っていない人でも粉で注文できる点は便利ですが、挽いた豆は豆のままより香りが抜けやすいといわれます。1回に届く量が多いコースほど、飲み切るまでの日数も長くなるので、粉で頼むなら量を控えめにするか、お届け間隔を短めにするのが無難だと私は考えます。
3つのコースと4つの購入方法の価格
コースは量の違いで3つ、購入方法は4つに分かれています。商品ページで各コースと購入方法を選び、表示された価格を2026年9月29日時点で確認した結果が次の表です(すべて税込)。
| コース | 1回の量 | 通常価格 | 縛りなし定期便の初回 | 12ヶ月継続プラン(毎回) |
|---|---|---|---|---|
| スタンダード | 100g×2種類 | 3,100円 | 2,635円 | 2,790円 |
| プレミアム | 150g×2種類 | 4,200円 | 3,570円 | 3,780円 |
| デラックス | 300g×2種類 | 6,600円 | 5,610円 | 5,940円 |
購入方法は「月1回」「15日ごと」「2ヶ月に1回」の縛りなし3種類と、「12ヶ月継続プラン(月1回のみ)」の計4種類です。送料は、スタンダードなら全国無料、プレミアムとデラックスは北海道・沖縄・一部離島へのお届けのみ1回1,100円で、それ以外の地域は無料と案内されています。
表を見て気づくのは、量が増えるほど100gあたりの単価が下がることです。通常価格で割り算すると、スタンダードは100gあたり1,550円、プレミアムは約1,400円、デラックスは1,100円になります。デラックスはスタンダードの3倍の量で、価格は約2.1倍にとどまっています。ただし、飲み切るまでに時間がかかれば鮮度が落ちるので、単価の安さだけで大きいコースを選ぶのはおすすめしません。この点は後の章で杯数に直して考えます。
「縛りなし」の割引は6回目から効いてくる
申込画面では「初回15%OFF」が目立ちますが、よくある質問のページを読むと、縛りなしの定期便の割引は回数によって次のように変わると書かれています。
- 1回目:15%OFF
- 2〜5回目:通常価格(割引なし)
- 6〜11回目:5%OFF
- 12回目以降:10%OFF
見落としやすいのは、2回目から5回目までは割引がないという点です。初回の2,635円の印象のまま続けると、2回目の請求で3,100円になり「思ったより高い」と感じるかもしれません。また、スキップや一時停止で発送されなかった回は購入回数に数えないとされているので、休みを挟むと5%OFFや10%OFFに届くまでの期間が延びます。
これとは別に、定期商品の累計購入金額に応じた会員ランク(4万円以上で2%OFF、6万円以上で3%OFF、10万円以上で5%OFF)もあり、縛りなしの定期便では継続割引と合わせて最大15%OFFになると案内されています。ただ、スタンダードを月1回続けても累計4万円に届くのは1年以上先なので、最初の1年の計算には入れていません。
1年続けたらいくら違う?12回分の支払総額を比べる
ここからは私の試算です。月1回のお届けで12回続けたと仮定し、縛りなしの定期便と12ヶ月継続プランの支払総額を比べました。縛りなしは「1回目15%OFF+2〜5回目通常価格×4回+6〜11回目5%OFF×6回+12回目10%OFF」、12ヶ月継続プランは「10%OFF×12回」で計算しています(会員ランク割引・離島の送料は含まず、1円未満の端数は考慮していません)。
| コース | 縛りなし(12回合計) | 12ヶ月継続プラン(12回合計) | 差額 |
|---|---|---|---|
| スタンダード | 35,495円 | 33,480円 | 2,015円 |
| プレミアム | 48,090円 | 45,360円 | 2,730円 |
| デラックス | 75,570円 | 71,280円 | 4,290円 |
1年間きっちり続けるなら、12ヶ月継続プランの方が安くなります。ただ、差額はスタンダードで年間2,015円、1回あたりにすると170円ほどです。この差をどう見るかが、プラン選びの分かれ目になります。
差が思ったほど大きくならない理由は、縛りなしの側も1回目の15%OFFと6回目以降の5%OFFで少しずつ取り返しているからです。逆にいえば、縛りなしで5回目までにやめる人にとっては、12ヶ月継続プランとの比較そのものが意味を持ちません。12ヶ月継続プランは最低12回が条件で、よくある質問では期間中の解約は原則できず、スキップした回は12回に数えないと説明されています。途中で好みが合わないと分かっても、12回分の支払いは続くということです。
私ならこう選ぶ:公式の「飲む頻度」の目安を杯数に直して考える
ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。ラボカフェの商品ページでは、お届け周期ごとに「月1回(平日週5日飲む人向け)」「15日ごと(毎日1杯以上飲む人向け)」「2ヶ月に1回(週2〜3回飲む人向け)」という目安が添えられています。これをスタンダード(合計200g)で杯数に直すと、公式がどんな前提で目安を出しているのかが見えてきます。
ハンドドリップでは1杯あたり10g前後の豆を使うのが一般的な目安です。この前提で計算すると、200gはおよそ20杯分になります。
- 月1回:20杯÷約4週=週5杯。「平日週5日」とほぼ一致します
- 15日ごと:20杯×月2回=月40杯。1日1杯強で「毎日1杯以上」と一致します
- 2ヶ月に1回:20杯÷約8.7週=週2.3杯。「週2〜3回」と一致します
つまり、公式の目安はスタンダードコース・1杯10g前後を前提にしていると読み取れます。ここから、私は次のように選ぶのが合理的だと考えます。
1. 最初はスタンダードの縛りなし定期便で始める。味の好みが分からないうちに12ヶ月の約束をするのはリスクが大きく、差額の年2,015円は「合わなかったらやめられる保険料」と考えれば高くありません。月替わりコーヒーが入る仕組み上、数回飲んで初めて好みの傾向が分かるという面もあります。
2. 2人で飲む家庭や1日2杯以上の人は、コースではなく周期で調整する。1人あたりの杯数が倍になるなら、スタンダードの「15日ごと」が公式の目安と合います。プレミアム(300g・約30杯)やデラックス(600g・約60杯)は単価が安い反面、月1回だと1日1〜2杯ペースで飲み続けないと、次の便が届くまでに飲み切れない可能性があります。
3. 5〜6回続けて「やめる理由がない」と感じたら、12ヶ月継続プランへの切り替えを検討する。ただし、縛りなしで6回目以降に進むと5%OFFが始まるので、その時点での差額はさらに縮みます。切り替えの手続きや、それまでの回数が引き継がれるかは公式ページに明記されていなかったため、検討する際は事前に問い合わせて確認してください。
なお、単品のお試しセット(ラボカフェブレンドとグァテマラSHBの100g×2種類、2,400円・初回限定1セット)もあります。こちらは200gまでの送料が全国一律360円かかるため、送料込みでは2,760円です。スタンダードの定期便の初回(2,635円・送料無料)の方が支払額は少なくなりますが、定期便は次回決済日の3日前までに解約手続きをしないと2回目が届きます。1回だけ試したい人は、手続きの手間も含めて選ぶとよいでしょう。
申し込む前に確認しておきたい条件
- 解約期限:縛りなしの定期便は、次回決済日の3日前までにマイページから解約できるとされています。
- 返品:食品のため、お客様都合の返品・返金は原則受け付けていません。例外的に認められる場合も、返送料と商品代金の50%相当の再入庫手数料がかかると案内されています。不良品・破損・誤配送は、到着後7日以内に連絡すれば交換または返金の対象です。
- お届け先:定期便は日本国内のみのお届けです。
- 支払い方法:クレジットカード(Visa、Mastercard、American Express、JCB)、Apple Pay、Google Pay、PayPal、PayPay、楽天ペイ、メルペイ、ペイディ、コンビニ決済が案内されています(商品や端末によって表示が異なる場合があります)。
- ギフト:現在、ギフト包装には対応していないとされています。
いずれも2026年9月29日時点で公式サイトに掲載されていた内容です。価格・割引・送料の条件は変更されることがあるので、申し込む前に商品ページで最新の表示を確認してください。
よくある質問
Q1. 縛りなしの定期便は、1回だけで解約できますか?
公式のよくある質問では、12ヶ月継続プランを除く定期便に最低継続回数はないとされています。次回決済日の3日前までにマイページから解約すれば、2回目は届きません。
Q2. 2回目の請求が初回より高いのはなぜですか?
初回の15%OFFは1回目だけの割引で、2〜5回目は通常価格になるためです。スタンダードの場合、初回2,635円に対して2回目以降は3,100円になります。6回目からは5%OFF、12回目からは10%OFFが適用されます。
Q3. 12ヶ月継続プランで、途中でスキップするとどうなりますか?
スキップした回は最低12回の継続回数に含まれないと説明されています。そのため、スキップするほど縛りの期間が後ろに延びます。12回目以降は月1回のお届けが自動で続き、マイページから解約できるようになります。
Q4. ミルを持っていなくても注文できますか?
できます。中細挽き(ペーパー、ネル、プレス等)、極細挽き(エスプレッソ)、粗挽き(パーコレーター等)から選べます。公式のおすすめは豆のままなので、ミルがある人は豆で注文し、飲む直前に挽くのがよいでしょう。
Q5. 注文してから、どのくらいで届きますか?
注文後に焙煎し、原則として注文日から1週間以内に届けると案内されています。前払いの場合は入金確認日からの計算です。地域や天候、繁忙期によって前後することがあります。
Q6. 届いた豆が好みに合わなかった場合、返品できますか?
食品のため、好みに合わないといったお客様都合の返品・返金は原則として受け付けていないとされています。味の相性が心配な人は、縛りのない定期便を1回だけ試すか、単品のお試しセットから始める方が安心です。
Q7. 北海道や沖縄でも送料は無料ですか?
スタンダードコースは全国送料無料です。プレミアムとデラックスは、北海道・沖縄・一部離島へのお届けのみ1回1,100円の送料がかかります。この地域にお住まいなら、送料を含めるとスタンダードの「15日ごと」の方が割安になる場合があります。
まとめ
ラボカフェ定期便は、定番のブレンドと月替わりのコーヒーを組み合わせて届けるサービスです。割引は「初回15%OFF」が目立ちますが、縛りなしの場合は2〜5回目が通常価格になり、本格的に割引が効くのは6回目以降です。1年続けたときの差額は、12ヶ月継続プランの方がスタンダードで2,015円安くなりますが、途中解約は原則できません。
公式の「飲む頻度」の目安は、スタンダードを1杯10g前後で飲む計算とほぼ一致していました。まずはスタンダードの縛りなし定期便で数回飲み、量が足りなければコースではなくお届け周期で調整し、続けると決めてから12ヶ月継続プランを検討する。この順番なら、割引を取り逃しすぎず、合わなかった場合の負担も小さく抑えられると私は考えます。


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