公開日:2026年10月1日|更新日:2026年10月1日
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Maktar公式オンラインストアでQubii Power SEを探すと、同じ本体なのに「単体」「128GB」「256GB」「512GB」「1TB」「届いてすぐ使えるフルセット」「USBケーブルセット」と7種類もの商品ページが並んでいます。価格は14,800円から49,800円まで幅があり、どれを選べばいいのか迷う人は多いはずです。
違いの正体は、ほとんどが「microSDカードとケーブルが付いているかどうか」です。そこでこの記事では、2026年9月30日時点の公式ストアの価格を私が確認し、セットに上乗せされている金額をmicroSDの容量1GBあたりに直して比べました。さらに、自分に必要な容量をiPhoneの設定画面から見積もる手順と、充電器を置き換えるPower SEと今の充電器に挟んで使うQubii Duoの選び分けも整理しています。
この記事の要点
- Qubii Power SEは、45W(PD3.0)の充電器とバックアップ機能が一体になった製品。本体単体は14,800円(税込)で、microSDカードは別途必要
- 容量別セットの上乗せ額は、128GB・256GBが1GBあたり約39円、512GBが約35円、1TBが約34円。容量が大きいほど1GBあたりはわずかに安い
- 公式ストア限定の「届いてすぐ使えるフルセット」(19,363円)は、ケーブルが付いていない128GBセット(19,800円)より安い。128GBで足りる人はこちらが割安
- すでに使いやすい充電器を持っているなら、充電器とケーブルの間に挟むQubii Duo(8,980円〜)も選択肢になる
Qubii Power SEは「充電器そのもの」がバックアップ機になる製品
Qubiiシリーズは、スマホを充電するついでに写真や動画をmicroSDカードへ自動でバックアップする機器です。中でもQubii Power SEは、コンセントに挿す充電器の中にバックアップ機能が入っているタイプで、いつもの充電器の代わりに使います。公式の商品仕様によると、出力はPD3.0の最大45W、サイズは53×53×30.7mm、重さは97gです。
バックアップの仕組みはシンプルで、専用アプリがどこまで保存したかを記録しているため、2回目以降は新しく増えたデータだけが保存されます。サポートページでは、バックアップはバックグラウンドで行われ、その間もゲームやチャットなど普段どおりスマホを使えると説明されています。
公式の仕様に記載されている、保存できるデータは次のとおりです。
- iPhone・iPad:写真、動画、連絡先、iCloud上の写真、X・Facebook上の写真、ファイルデータ
- Android:写真、動画、連絡先、Facebook上の写真
注意したいのは、Xのバックアップには別途月額料金がかかる点と、iCloud上の写真はいったん端末にダウンロードしてから保存する仕組みのため、端末側に空き容量が必要になる点です。また、SNSのバックアップは投稿した画像・動画が対象で、非公開アカウントの投稿は保存されないとされています。対応OSはiOS・iPadOS 14以上、Android 6.0以上で、HUAWEI製の端末は対象外と明記されています。
7つの商品ページの価格を並べてみる
公式オンラインストアに掲載されているQubii Power SEの商品を、2026年9月30日時点の表示価格(税込)で一覧にしました。
| 商品 | 内容 | 価格 |
|---|---|---|
| Qubii Power SE | 本体のみ | 14,800円 |
| Qubii Power SE+USBケーブルセット | 本体+ケーブル(C to C/Lightning) | 17,780円 |
| Qubii Power SE – 128GB | 本体+microSD 128GB | 19,800円 |
| 【限定】届いてすぐ使えるフルセット | 本体+ケーブル+microSD 128GB | 19,363円(表示上の定価22,780円) |
| Qubii Power SE – 256GB | 本体+microSD 256GB | 24,800円 |
| Qubii Power SE – 512GB | 本体+microSD 512GB | 32,800円 |
| Qubii Power SE – 1TB | 本体+microSD 1TB | 49,800円 |
表を見て分かるのは、本体の価格はどのページでも同じ前提で、差額はほぼ付属品の分だということです。セットに入るmicroSDカードは、在庫状況に応じてMaktar製かSanDisk製のどちらかが届き、ブランドは指定できないと商品ページに書かれています。どちらのブランドでも、Maktarが独自に2年間の交換保証を付けるとされています。
また、確認した時点では本体単体のページに「取り寄せ中で入荷次第発送」と表示されていました。急いでいる場合は、注文前にページの表示を確かめておくと安心です。
microSDの上乗せ額を1GBあたりに直すと
ここからは私の計算です。容量別セットの価格から本体単体の14,800円を引き、microSDカード分として上乗せされている金額を出しました。1TBは1,024GBとして計算し、1円未満は四捨五入しています。
| セット | 本体単体との差額 | 1GBあたり |
|---|---|---|
| 128GB | 5,000円 | 約39円 |
| 256GB | 10,000円 | 約39円 |
| 512GB | 18,000円 | 約35円 |
| 1TB | 35,000円 | 約34円 |
容量が大きくなるほど1GBあたりの金額は下がりますが、128GBと1TBの差は1GBあたり5円ほどです。つまり、「大きい容量の方が割安だから」という理由だけで1TBを選ぶ意味はあまりありません。1TBセットは128GBセットより3万円高く、その差額で使わない容量を買うことになる可能性があるからです。
もうひとつ目を引くのが、フルセットの価格です。ケーブル付きの本体(17,780円)とフルセット(19,363円)の差は1,583円で、これが実質的な128GBカードの上乗せ額になります。ケーブルの付かない128GBセット(19,800円)より437円安く、しかもケーブルまで付いてきます。128GBで足りる人にとっては、7つの中でいちばん割安な買い方だと私は考えます。
なお、Qubii Power SEはmicroSDカードを差し替えて使う仕組みなので、容量が足りなくなったらカードを追加すれば済みます。公式の仕様では2TBまでのmicroSDに対応していて、ファイル形式はexFATのみです。最初から大容量を買わなくても、後から増やせるということは覚えておいてよいでしょう。
私ならこう選ぶ:必要な容量はiPhoneの設定画面から見積もる
ここがこの記事でいちばん伝えたい部分です。サポートページにもmicroSDの容量の目安表がありますが、注記を読むとiPhone 6の標準画質で撮影した場合が基準になっています。最近のiPhoneは写真も動画も1枚あたりのサイズが大きいため、この目安をそのまま当てはめると容量が足りなくなるおそれがあります。
そこで私がおすすめしたいのは、目安表ではなく自分のスマホの実際の使用量から逆算する方法です。
- iPhoneの「設定」→「一般」→「iPhoneストレージ」を開き、「写真」が使っている容量を確認する
- その数字に、今後1〜2年で増える分を足す。「写真」の使用量を今の端末を使い始めてからの年数で割ると、1年あたりの増加量のおおよその目安になる
- 合計が収まる容量のセットを選ぶ。ぎりぎりではなく、2〜3割ほど余裕を持たせる
たとえば、写真の使用量が60GBで、今の端末を2年使っている人なら、1年に約30GB増えている計算です。2年後には約120GBになるので、128GBでは余裕がなく、256GBを選ぶのが現実的だと考えます。反対に、写真の使用量が30GB程度なら、フルセットの128GBで数年は足ります。
もうひとつ、iPhoneで「iCloud写真」を使っていて「iPhoneのストレージを最適化」をオンにしている人は注意が必要です。この場合、端末に保存されているのは縮小版で、元のデータはiCloud上にあります。Qubiiの仕様ではiCloud上の写真もバックアップできますが、端末にいったんダウンロードする必要があるため、「iPhoneストレージ」に表示される数字よりも実際に必要な容量は大きくなります。iCloudの管理画面で写真が使っている容量も合わせて確認してください。
容量の見積もりができたら、次は形の選び分けです。
- Qubii Power SEが向いている人:今使っている充電器が古い、または急速充電に対応していない人。充電器をまるごと置き換えられるので、コンセントまわりがすっきりします
- Qubii Duoが向いている人:すでにApple純正などの使いやすい充電器を持っている人。Duoは充電器とケーブルの間に挟んで使うタイプで、本体は8,980円(税込)。秋限定のフルセット(128GB+充電ケーブル)は13,566円です。手持ちの充電器の端子に合わせて、USBタイプAとタイプCを選ぶ必要があります
家族で使う場合、Power SEの2個セット(29,600円)もありますが、単体を2個買う価格(29,600円)と同じで、microSDカードは付いていません。セットで割安になるわけではないので、家族がそれぞれ必要な容量を見積もってから個別に選んでも損はしないと思います。
買う前に確認しておきたい条件
- ケーブル:iPhoneの場合、Apple純正またはMFi認証品のケーブルを使うよう案内されています。サポートページでは、500円前後以下の格安ケーブルを使うと接続不良が起きやすく、バックアップした画像が正常に見られなくなったケースもあると注意書きがあります。Androidは端末付属のもので、充電だけでなくデータ転送もできるケーブルが必要です。
- microSDカード:自分で用意する場合は、Class10以上、またはA1・A2の速度表示があるカードが推奨されています。並行輸入品ではなく、公式代理店などで品質保証のあるカードを選ぶよう案内されています。
- 保証:本体は購入日から2年間。専用アプリから登録すると、無料で最長10年まで延長できるとされています。保存したデータは保証の対象外です。
- 送料・配送:税込3,980円以上は送料無料。注文確認後2〜5営業日で日本郵便から発送され、日付・時間の指定はできません。配送は日本国内のみです。
- 返品:お客様都合の返品は、商品の到着から7日以内かつ未開封の場合のみ受け付けるとされています(返送料はお客様負担)。開封済みの商品は交換のみの対応です。
いずれも2026年9月30日時点で公式オンラインストアとサポートページに掲載されていた内容です。価格やセット内容は変わることがあるため、購入前に最新の表示を確認してください。
よくある質問
Q1. microSDカードが付いていない単体を買った場合、手持ちのカードは使えますか?
使えます。公式の仕様では2TBまでのmicroSDカードに対応していて、ファイル形式はexFATのみです。Class10以上、またはA1・A2の速度表示があるカードが推奨されています。品質の低いカードではデータの破損が起きたケースがあるとサポートページで注意されているので、信頼できる販売店で購入したカードを使いましょう。
Q2. microSDカードがいっぱいになったらどうすればいいですか?
新しいカードに差し替えて、続きのバックアップを取る形になります。サポートページでは、使い終わったカードを閲覧するときは、アプリの「バックアップまでの開始時間」を「自動バックアップしない」に設定してから差し込むよう案内されています。設定しないまま差し込むと、カードに空き容量がある場合に最新のデータが古いカードへ保存されてしまうためです。
Q3. バックアップ中はスマホを使えませんか?
使えます。サポートページによると、バックアップはバックグラウンドで自動的に行われるため、ゲームやチャット、SNSなどを普段どおり使えるとされています。
Q4. Androidスマホでも使えますか?
Android 6.0以上に対応しています。ただし、HUAWEI製の端末は対象外と明記されています。Androidで保存できるのは写真、動画、連絡先、Facebook上の写真です。ケーブルは端末付属のもので、データ転送に対応しているものを使う必要があります。
Q5. フルセットと128GBセットは何が違いますか?
フルセットには本体とmicroSD 128GBに加えて、充電ケーブル(USBタイプC to C&Lightning)が付いています。2026年9月30日時点では、フルセットが19,363円、ケーブルの付かない128GBセットが19,800円で、フルセットの方が安く表示されていました。フルセットは公式オンラインストア限定の商品です。
Q6. 開封した後に「思っていたのと違う」と感じたら返品できますか?
返金ポリシーでは、お客様都合の返品は到着から7日以内かつ未開封の場合に限られ、開封済みの商品は交換対応のみとされています。購入前に、対応OSや手持ちのケーブル・充電器の種類を確認しておくことをおすすめします。
まとめ
Qubii Power SEの7つの商品ページの違いは、ほとんどがmicroSDカードとケーブルの有無です。容量別セットの上乗せ額を1GBあたりに直すと34〜39円で、大容量ほど割安になる効果は小さいことが分かりました。128GBで足りる人なら、ケーブルまで付いて128GBセットより安い「届いてすぐ使えるフルセット」がいちばん無駄のない選択です。
容量は、公式の目安表よりも、iPhoneの「iPhoneストレージ」で写真の使用量を確かめて、1〜2年分の増加を足して決める方が確実だと私は考えます。足りなくなればカードを差し替えられるので、最初から最大容量を選ぶ必要はありません。すでに使いやすい充電器を持っているなら、より安いQubii Duoも比べてから決めるとよいでしょう。


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